高級フレンチレストランLa Rochelle(ラ・ロシェル)山王店にて、阿部梨園の梨をメインで用いた「スペシャルアカデミックレストラン “La Rochelle で味わう旬~涼しさ薫る 和梨づくしのスペシャルフレンチ”」が、去る9月11日(金)に開催されました。ラ・ロシェルさんは料理の鉄人・坂井宏行さんがオーナーということでも有名なお店です。
使用されたのはすべて阿部梨園の豊水です。和梨はあまり料理に使われることがありません。水分が多く、色味も控えめで、加工や加熱に向かないと言われます。そんな和梨でさえ主役に据えてコースを作ってしまう川島料理長、有働シェフパティシェはクリエイティブそのもの、感嘆するばかりのコース料理でした。これが本当に自分たちの梨なのか!?と思うほど素晴らしい七変化です。
私(佐川)が最も感銘をうけたのが、シェフご一行ではるばる栃木の弊園までご視察くださり、そのときの感覚や情景をもとに各料理を創作されたということです。味覚は当然のこと、一流のプロは五感を駆使して作品を創りあげられるのだなと、改めて学ばせていただきました。和梨を一級品の料理に仕上げることが一流シェフの証しになる、そんな日が来るとしたら、川島シェフは間違いなくパイオニアでしょう!
野菜ソムリエの鵜藤佳奈さんが企画・進行してくださり、梨のこと、料理のこと、阿部梨園のことを丁寧にご解説してくださいました。アカデミックレストラン、という名にふさわしい、勉強になる食事会でした。
なにより出席された皆様のおかげで素晴らしい宴となりました。梨を喜んでくださるお客様の前で、最高の梨料理をいただくこと以上の幸せはありません。
というわけで、私たち阿部梨園の梨は色んな場面でご活用いただけます。コラボレーションできそうなお客様、お取引先の方がいらっしゃいましたら、ぜひお声かけください。