おいしさの秘訣

おいしさを限界まで追求するべく、以下のような技術・方針で梨の生産をおこなっています。

1. 完成された栽培技術

先代から受け継いだ生産方針に、外部で習得した先進技術を加え、ハイブリッドな栽培技術を完成させました。

土・樹・枝・果実の特性や生育理論、コンディションを把握し、最適な生産方式を組み合わせて管理しています。

また、新しい技術や知識、工夫も織り交ぜながら、これまでの技術体系を常に更新し続けています。

2. 着果数制限

1本の樹になる果実の数を通常より少なく制限しています。これにより、養分や受光量を残された果実に凝縮させ、おいしい梨を作り出します。

生産量を求めないという強い信念があってこその、阿部梨園の品質です。

3. 適期作業

梨の樹が健康に、良質な果実を実らせるためには、作業のタイミングが重要です。阿部梨園は訓練されたスタッフによる機動的なチームを編成し、地域最速のタイムリーな作業遂行を徹底しています。

4. 土づくり

良い梨は良い土から。

4-1. 土壌診断に基づく施肥

季節ごとに、外部分析機関による土壌診断を行っています。診断結果を基に施肥設計、施肥計画を立てます。有機質、微量要素、微生物資材の施肥に加えて、養分の葉面散布も行います。

4-2. 堆肥の活用

基礎肥料として、堆肥を有効活用しています。堆肥ならではの特徴を活かしながら、より自然に近い、肥沃な土作りを心がけています。

天然資源を有効活用した、自然に配慮する循環型農法にもなります。

5. 適時収穫、樹上完熟

出荷後に熟させる「追熟」よりも、樹で熟させる「樹上完熟」こそ本当の梨のおいしさです。

樹上完熟の梨を収穫日に即日発送していますので、旬の味を最高の条件でお楽しみいただけます。