シーズン終了のアナウンスからしばらく間が空いてしまいました。2016年も阿部梨園をどうぞよろしくお願いいたします。現場班は昨年以上のペースで剪定誘引作業に勤しみ、佐川は経営管理体制の見直しというディフェンス業務に取り組んでいます。
さて、佐川が阿部梨園で働いている様子を、「ソトコト」という雑誌の2016年3月号(2月5日発売)に掲載していただきました。宇都宮市の「ダブルプレイス」という企画の一環で、UターンやIターンなども含めて宇都宮市の内外どちらも楽しむことを指すようです。佐川は関東地方を転々と(埼玉→群馬→東京→栃木→茨城→栃木)して、今は栃木県宇都宮市を好んで住んでいます。
ダブルプレイスについて詳しくはこちら
→ ダブルプレイス 宇都宮と愉快に過ごす100のヒト
→ 新しい暮らしの楽しみ方。「宇都宮ダブルプレイス」のすすめ。|栃木県 宇都宮市|「colocal コロカル」ローカルを学ぶ・暮らす・旅する
今月号は特に、「宇都宮で働く」ことにフォーカスした回です。とにかく、阿部梨園で働くこと、宇都宮で働くことが佐川にとってとても楽しく、有意義だということが読んでいただいた方に伝われば幸いです。「グローバル」→「超ローカル」、「先端技術の最前線」→「一次産業の現場」、「正社員」(→個人)→「インターン」(→正社員)など、思い切ったキャリアチェンジとしての珍事例でもあります。
余談ですが「ソトコト」さんは佐川個人にとっては特別な雑誌で、10年以上続けて読んでいる、唯一の愛読誌になります(次点はアサヒカメラ)。環境分野での社会貢献を志していた10代の頃(2000年代前半)には、数少ないカジュアルなエコ系雑誌でした。どんなかたちでもいいからこの雑誌に載りたいと、心のどこかで願いつづけて10年以上、小さい夢が叶って感激しています。他のどんな雑誌に取り上げていただいたとしても、それと今回とは違うのです。宇都宮市の後押しありきの企画ということで、市にはことさらに感謝申し上げます。
当日の取材はとても丁寧で、私たちが普段どんな価値観でどのように業務に取り組んでいるか、モチベーションから普段の苦労、ネタまで事細かに聞き出していただきました。1頁の紙面なのに2時間たっぷり、カウンセリングを受けてたかと思うほど癒やされました。自分たちの言葉だけでは消化できない繊細な部分が、輪郭をもったかたちに近づいたような感じがいたします。
最後になりますが、佐川を阿部梨園へ導いてくれたNPO法人とちぎユースサポーターズネットワークの岩井代表、いつもお世話になっている㈱ファーマーズ・フォレストの石崎様、㈱ハート&ベリーの野口様と紙面でご一緒させていただいたことも光栄です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。