梨は季節性のある商品なので、ウェブへの来訪者にも季節性があります。「梨」で検索される方が毎月何人くらいいるか、知りたくないですか?Google Adwordsの「キーワードプランナー」機能が教えてくれます。
キーワードプランナーのつかいかたはこちらをどうぞ:キーワードプランナーの使い方をまとめてみた
http://viral-community.com/seo/keyword-planner-1095/
※ 縦軸の目盛りがそれぞれ違うことに注意してください。
※「梨」、「なし」、「ナシ」などの表記のゆらぎを含んでいません。一番多いものを採用して話をします。
検索キーワード:「梨」
主な収穫期の8-10月にアクセスが急増し、9月にピークがあるようです。12-7月はほとんどアクセスがありません。去年までの阿部梨園のウェブサイトもだいたいこんな傾向です。ピークでは月間40万件の検索です。これが多いか少ないかは他の農産物と比べてみましょう。
検索キーワード:「いちご」
最大100万件/月!ピークの期間も長くてうらやましい!オフシーズンでも10万件くらいありそうですね、さすがです。
検索キーワード:「栗」
最大10万件くらいでしょうか。梨は、苺には完敗ですが、栗には勝っているようです(数字上は)。
検索キーワード:「トマト」
野菜行ってみましょー!トマト!最低でも50万件、梨のピークを上回ってます。通年で検索されているのは、食材としての万能性でしょうか。それだけ出番が多く、生産者も多く、競争が激しそうなことが推察されます。漢字やひらがなで検索することが少なさそうなので、票が割れなかったのもあるかもしれません。
検索キーワード:「アスパラ」
ピークの高さ的には梨に一番近いですね。勝手にライバル視(∩´ω`∩) ちなみに「アスパラ」のほうが「アスパラガス」より件数多かったです。
まとめ
ウェブサイトでアクセス数を増やしたい、という方もいらっしゃると思います。まずは、狙ったキーワードがどのくらいの送客力があるのかを知ることが大切です。そして季節性があるなら、誰も調べようとしない時期にアクセスアップを図っても難しい話です。逆に、私たちはオフシーズンも情報発信し続けることで、どこまでアテンションを維持できるかチャレンジしてみようと思います。