今月の農業系の記事はあまり面白いものはなかったかな!
元・エンジニアが営む“定食屋のスタートアップ”が、飲食業界の定説を覆す!?|PR Table
https://www.pr-table.com/miraishokudo/stories/24
今月バズった記事ですが、読んで少し経ってから、知り合いの奥方が開店したお店と知りました。日本IBM、クックパッドを経て、飲食店で修行したのち起業。「あつらえ」といって、客が食材の組み合わせを選んで、それをもとにお店が何かしらの料理を作ってくれるという逆転の発想!これからどんなお店に成長していくのでしょうか。何より面白いのが事業計画書を一般公開している点。詮索されたり模倣されたりすることをリスクととらえず、アピールする材料としているのが素晴らしい。従業員の給与を全て公開しているアメリカの有名企業もありますが、オープン性が武器になる時代ですね。そして、開業までのブログが大変勉強になります。
未来食堂
未来食堂さんの事業計画書
未来食堂日記(飲食店開業日記)
【人生が幸福に】超絶ウマいと話題沸騰中の『梨の日本酒サングリア』を作ってみた / 飲まないと絶対に後悔する「極楽の味」だった!
http://youpouch.com/2015/10/15/307965/
日本酒に梨を入れて寝かせると美味しくなるよっていうテクニックが話題になりました。サングリア!阿部梨園のお客様でも作られた方がいらっしゃいました。日本酒が好きなお客様、いかがでしょう?
食×農のコワーキングスペース 銀座ファーマーズラボ
農業や食に関わる人のためのコワーキング・スペースを見つけました。勉強会やイベント、ビジネスマッチングなども行っているようです。新しいコミュニティづくり、ぜひ成功してほしいです。東京は生産者自体が少ないので、地方からも集まるようになると面白そうです。行ってみたい!
ブルーオーシャン症候群:[渡辺千賀]テクノロジー・ベンチャー・シリコンバレーの暮らし
http://chikawatanabe.com/2015/10/12/blue_ocean/
ブルー・オーシャンをどこか遠くに必ずある楽園のように思い込んで、間違った事業判断をしてしまう企業も多いよっていう話。梨の世界もつくづくブルー・オーシャンだと思っているのですが、簡単に考えすぎると失敗するなと心を改めました。
一流研究者への道
http://blog.pineapple.cc/post/130514461316/一流研究者への道
学位取得直後ぐらいが五流(柿の種)だ.ここから,莫迦になってオリジナリティを求める渋柿コースと,賢くものまねをする甘柿コースに分かれる.甘柿コースを選ぶと,すぐに四流(未熟な甘柿)にはなれる.一方渋柿コースだとなかなか上のランクである三流(渋柿)には上がれない.甘柿コースで四流になると,普通はそこから「駄サイクル」を回すことになる.身内だけで褒め合うってやつだ.業界が未熟な場合は身内褒めをしつつ一定数の仲間を増やすことも必要だが,四流しかいない駄サイクルはまず何も生まない.しかも悪いことに,駄サイクルを回しているうちに四流の研究者はしばしば二流(甘柿)になる.自分たちが勘違いしているうちに,世間も勘違いしてしまうという流れだ.
真似をすることを極めれば二流まではなれるけど、一流にはなれないという話。研究開発の世界に関わっていた頃の自分は、駄サイクルを回すことに終止していたなと、振り返ってつくづく思います。なにか新しいことを生み出す研究者には向いてなかったので、レールを下りて正解だったと思います。阿部梨園が一流の生産者になるには、あと何が必要でしょうか?色んな方に認めていただけるようになりつつありますが、満足して足を止めてはいけませんね。